「Kerasを用いたディープラーニング(LSTM)による株価予測」をやってみた

「Kerasを用いたディープラーニング(LSTM)による株価予測」をやってみた

元ネタはこちら。

書いたソースコードはこちら。

元ネタではEXCELでテストデータを加工してねという感じだったけど、Pandasでやった方が早そうだったのでPytohnで書いた。たぶん問題なく加工できていると思う。

1点だけ元ネタのソースコードでは動かなかったコードがあった。「学習データのテンソル化と、訓練データ/評価データ/テストデータへの分割」のところで、

len_seq = x_data.shape[0]  maxlen + 1

となっているけど、ここの x_data を t_data に変えればちゃんと動いた。たぶん t_data であっていると思う。

学習は多少時間がかかったが、10分程度。まあ許容範囲内。

結果は、正答率: 0.34432515337423314、準正答率(騰落): 0.5421779141104295 ということで、まあ50%は多少超えている程度。そんなによくない。

元ネタでは

予測精度を改善するため、日経平均の始値(Open)、高値(High)、安値(Low)、およびNYダウ、ドル円、DAX指数、ハンセン指数、TOPIX、NASDAQ、SP500、上海総合指数を入力データに追加する。

とあるけど、他の市場のデータを使うのは禁じ手ではないだろうか。NY証券取引所がオープンする頃にはすでに東証はクローズしているわけで、NYダウやドル円の同じ日のデータを使うということは、もう東証がクローズした後のデータを使うということ。仮にそのデータを使って値上がりすることが予測できたとしても、もう東証のクローズ価格で買うことはできないのだから。

逆に言うと、本来手に入らないはずの未来のデータを使って予測するんだから、精度が上がって当然という気もする。

東証がクローズする前に入手できるデータだけを使って精度が向上するのであれば、面白いね。(「自分でやってみろ」という声が聞こえる)

Photo by Alex Jodoin on Unsplash

追記:

同じことをGoogle ColabのGPUランタイムでやってみたけど、Google Colabの方が遅かった。実はAzure Notebooks優秀?

「Kerasを用いたディープラーニング(LSTM)による株価予測」をやってみた” への1件のフィードバック

コメントを残す