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リーダーを育てる

2012年2月1日

今年の5月から娘を新しい英会話スクールに通わせる予定だ。

これまでは大手の英会話スクールのキッズクラスに通わせていたのだが、英検やTOEICで点数を取るということに主眼を置いているような感じで、その教育方針にいまいち共感できなかった。ちょうど春から小学校なので、別のスクールに変更するいい機会だと思っていろいろと探していたところ、近所に自宅で英会話を教えている小さな英会話スクールがあるということを聞き、早速体験レッスンを受けてみることにした。

体験レッスンは実際に授業を受けている生徒に混じって、一緒に参加するという形式で行われた。娘はこれまで他の学校に通っていたので、それほど難しいこともなく授業に参加できていた。非常に充実した良いレッスンだった。

授業の中で特に感心したのは、「リーダーを育てる」という観点が意識的に取り入れられていることだった。

例えば、かるたのゲーム。誰か一人がリーダー(親)になってテーブルの上にたくさん並べられたいろいろなカードの中から一枚の絵柄を英語で言う。(例えば、「Penguin!」とか)すると、残りの生徒がその言葉を聞き取り、その絵柄が描かれたカードを取る。そういうゲームだ。先生は基本的に見てるだけ。リーダーも生徒がやる。

ゲームをやっていると、どうしても二人同時にカードをたたき、奪い合いになるケースが出てくる。そんな時に、どちらが先に手を伸ばしたか判定をするのはリーダーの役目だ。判定が難しければ二人でジャンケンしてもいいのだが、ジャンケンするかどうかを決めるのもリーダーの役目だ。

ゲームの審判役だけではない。他にも、休憩時間に入る前にすべて片付けが終わったかどうかをチェックする役割があったりする。チェックする人から「ちゃんと片付けが終わった」と認定をもらわない限り、その人はおやつが食べられない。授業の中にさり気なく、でも意識的に、生徒自らが「決断を下す」という場面が随所に組み入れられている。そして、その決断はリーダーにすべての権限が委ねられており、先生もそれに従わなければならない。

これまで自分はそんな授業を受けたことがなかったので、すごく新鮮な感じがした。娘がこれまで通っていた英会話スクールでもそんな要素は取り入れられていなかった。日本ではあまりそういう「リーダーを育てる」、あるいは、「権限を委譲して決断を下させる」という訓練が行われていないのではないだろうか。

海外ではそういう訓練が小さい時から行われているのかもしれない。その教室で英会話を教えている先生は、母国のカナダでも教師をやった経験があるようで、教育という面ではプロなのだろうと思わせる所があった。大手の英会話スクールだとどうしても、たまたま別の用事で日本に来た外国人がバイトで教えているような人が多いように思う。そうなると、教育カリキュラムや教え方のマニュアルがあって、それに従って画一的に授業をすすめるだけになってしまう。「リーダーを育てる」などという要素を取り入れる余地が無い。

あの体験レッスンを受けて、自分も娘・息子と接する際に、「リーダーを育てる」あるいは「自ら決断を下す」という観点を日常生活の中に取り入れていこうと思った。

が、なかなかいい場面が思いつかず、今のところまだ何もできていない。

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From → 経済・社会

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