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日本2.0

2010年9月10日

独立国家「日本2.0」の誕生

まず、人口一万人程度の町を選び、「日本2.0」という新しい国家として独立させる。イタリアの中にあるバチカン市国のようなものだ。以前から独立論争がある北海道のどこかの街がいいんじゃないだろうか。

日本2.0はあくまで独立国家なので、憲法や法律も新しく制定する。その際、過去のしがらみを一切捨てて、理想を追求する。例えば、Chikirinの日記にある「やるべきこと10個」は当然取り入れる。電波行政で言えば、マラソン中継に割り当てられた周波数を用途を限定せずにオークションで決めた業者に割り当てる。

ゼロから理想の憲法・法律を検討する訳だが、所詮一万人の国家なのであまり難しい事は考えない。あくまでシンプルな憲法・法律を目指す。足りない部分や制度の設計に時間がかかるものは、日本1.0から拝借する。例えば、天皇制や軍事などは自前で用意しない。通貨も一から作ると大変なので拝借する。その制度の対象となる人間があまりに少ないのであれば、まずは制度なしでスタートしてもいい。

最初は何かとお金がかかるので、国債を発行し、日本1.0政府に買ってもらう。日本1.0政府はそのお金の使途に対してとやかく言わない。

政治や官僚組織だけではなく、経済的にもフレッシュな会社が集まるように、スタートアップを優遇するような制度を導入する。日本2.0では、現在ある多少の問題点よりも将来の無限の可能性を評価し、そういった分野に重点的に投資する。日本1.0にいるやる気のある人間はどんどん移民として受け入れる。

「まずはやってみよう」の精神がトップから民衆まで隅々に行き渡るようになればいい。そのためにも、最初は極力少ない人口で始め、人任せにして安全なところから文句だけを言うような無責任が横行しないようにする。もっと具体的に言えば、政治に不満があるんなら、お前が政治家になれ、ということだ。

もし途中で失敗したら(例えば、ハイパーインフレが起こる、など)、日本1.0が日本2.0を併合する。そうなると今まで通り。日本2.0は実験的な試みとして位置づける。

拡大フェーズと最終型

ある程度国家としての体裁が整ったら、規模を拡大する。周辺の土地を日本1.0から日本2.0に割譲・売却する。買取にかかる費用は例によって国債でまかなう。

また、1万人程度であれば気にする必要もなかった問題が、規模を拡大することによって顕在化する可能性がある。そういった問題が発生した場合は都度制度を見直す。過去の日本1.0で起こった問題を参考にして未然に問題を防ぐことも可能だとは思うが、それだと今の日本と何も変わらなくなってしまうので、なるべく顕在化してから対応方法を考える。

規模が拡大すれば、日本1.0に拝借していた制度を自前でできないか検討する。その際にも、日本1.0からそのまま持ってくるのではなく、あくまで日本2.0ではどうあるべきかをゼロから考える。日本銀行2.0はどうあるべきか?円2.0はどうあるべきか?

そうやって段々と日本1.0から日本2.0へ移行を進めていく。最後には日本1.0のすべてを日本2.0に取り込んで完成。もっとも、日本1.0が2.0に併合されることに抵抗するなら、併合しなくても良い。しかし、そのような旧態依然のままの日本1.0では、いずれ疲弊し、衰退していくことになるだろう。

背景

今、日本は「失われた20年」とも言われる時代を生きている。国家そのものが「イノベーションのジレンマ」に陥っているように思われる。だったら、クレイトン・クリステンセンが「イノベーションのジレンマ」に書いている破壊的イノベーションへの対応方法を、国家のレベルで実践してみたらどうかというのが元々の発想だ。

このままでは日本は本当に一度死ぬ以外に再生の手段がないように思われる。Chikirinの日記の「やるべきこと10個」ですら、今のままでは実現できないだろう。

関連リンク

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From → 経済・社会

3件のコメント
  1. さとう permalink

    なら一回死ねばいいんじゃないすか?

  2. 失われた20年とかいいながら、そのうちに日本を追い抜いた国家が中国くらいしかない件について。

Trackbacks & Pingbacks

  1. 日本2.0 « 毬坂百舌鳥の備忘録 | とっても! ちゅどん(雑記帳)

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