月別: 2010年8月

ブログを始めて一ヶ月

WordPress.comでブログを始めて一ヶ月たった。この間に公開したエントリーは25。8月のお盆前後一週間は夏休みをとっていたので更新できていなかったが、それ以外はほぼ1日に1エントリーぐらいのペースで書けている。

話題としてはiPhoneネタが多い。アクセスが多いのもiPhoneネタ。特にGoogleサービスとの同期Picasaの同期に多くのアクセスがある。私と同様に困っている人が多いらしい。

ブログを始める前は、これほどのペースで更新できるとは思っていなかった。これだけのエントリーをコンスタントに書き続けられるのもiPhoneのおかげだ。iPhoneがあるおかげで電車の中や喫茶店で休んでいる時などの隙間時間が有効に活用できるようになった。むしろ休みの日の方が、隙間時間がないので更新できていない。

また、隙間時間が有効に活用できるようになったことで、これまでよりも多くの情報を収集することができるようになった。

情報収集には主にGoogleリーダーFeedsを使っている。iPhoneを持つ前は、多くのフィードを登録しても未読がたまるだけなので、本当に興味があるフィードだけを登録していた。しかし、今はちょっとでも興味のあるエントリーを書いていれば気軽にどんどん登録している。そして隙間時間にFeedsでパラパラとそれらに目を通して行く。

iPhoneで生活が変わったというほどではないが、予想以上に生活を改善できている。これまでやりたいと思ってもできなかったことが、iPhoneでできるようになったし、やりたいと思っていた以上のことができるようになった。

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WordPressのHTMLエディタは最強

WordPressが気を利かせて自動で挿入してくれるpタグをわざわざ取り除くプラグインというのがあるらしい。世の中には自動で挿入されるpタグを余計なお世話だと思っている人もいるようだ。だったらなぜWordPressを選んだのかと思う。そんなにpタグをつけたくないんだったら最初からWordPressを選ばなければいい。WordPressを選んだのならちゃんとvalidなHTMLを心がけてくれ。

私がWordPressを選んだ理由はいろいろあるが、賢いHTMLエディタもその一つだ。WordPressのHTMLエディタは、単にpタグを自動で挿入してくれるだけではなく、WYSIWYGで適当に書いて行けばvalidなHTMLを吐き出してくれるのだ。私がいままで出会ったWYSIWYGのHTMLエディタの中で一番優秀なものだと思う。

以前使っていたBloggerはその点で最悪だった。validなHTMLを書こうとすると結局直接ソースをいじるしかない。そんな状態で正しいマークアップなんかやってられない。

個人的にはWiki記法が使えるのがベストだ。特にPukiWikiは仕事でもよく使っていたので記法には習熟している。かなり前だが、MovableTypeでブログを書いていた時にはmt-sukeroku-plusプラグインというものを使っていた。これを入れるとPukiWiki記法が使えるので大変便利なのだ。

しかし、プラグインを入れられるようなブログサービスはどうしてもお金がかかってしまう。以前は有料のホスティングサイトを使っていたからよかっかのだが、今はお金をかけてまでブログを書くモチベーションはない。無料のブログサービスでプラグインを入れられるところは私の知る限りない。困った。という時に出会ったのがWordPressとWordPress.comだったのだ。

WordPress.comにはHTMLエディタも含めて全般的に満足している。求めているもののすべてが実現できているわけではないが、最低限これだけは対応して欲しいというところはクリアできている。ようやく安住の地を見つけたという感じ。(でも、WordPress for iOSのHTMLエディタはなんとかしてくれ)

BloggerのようにvalidなHTMLを吐けないHTMLエディタは、さっさと世の中からなくなるべきである。今こうしているうちにもこのようなHTMLエディタから次々といけてないHTMLが作られて行っているのだから、罪が大きい。

それと、HTMLエディタを使う側にも責任があるだろう。 今ブログを書いているほとんどの人はHTMLの文法を知らないだろうし、validなHTMLの意義もわかっていないだろう。今は誰もがWebで情報を発信する世の中なのだから、義務教育であまねくすべての人にHTMLを教育すべきだ。HTMLは原稿用紙のようなものなのだから、国語の授業で教えればいいだろう。間違っても数学やコンピュータの授業で教えるのはやめて欲しい。結局それではリストラされたお父さん向けのホームページ作成講座みたいになってしまう。

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LTEへの期待は遅延時間の改善

やはり本命はLTEだと思う。

iPhoneを使っていて遅いと感じるのはWebアプリケーションを使っている時だ。Googleのサービスはアプリでも提供されているが、多くはWebアプリケーションである。例えば、GMailはWebアプリケーションしか提供されておらず、Googleが提供するiPhoneアプリにはメール機能はない。(プッシュ通知されないGMail同期機能はある。または、裏技的だがExchangeで同期すればiPhoneのメールアプリでプッシュ通知+同期は可能)

Webアプリケーションが遅い原因は、モバイルデバイスのCPUが遅いことやネットワークの帯域が細いこともあるだろうが、私はネットワークの遅延時間が大きく影響しているように思う。なにせ3G(W-CDMA)で遅延時間は何も規定されておらず、1秒前後の遅延が常に発生している。

Webアプリケーションは遅いので、iPhoneでは多くのユーザーが「アプリ」という選択肢をとっている。結果、ユーザーはAppleが独占的に提供しているAppStoreでしかアプリケーションが手に入らない。もしこのあたりが改善されれば、現在のPCのようにブラウザ上で何でもできるクラウドの世界に移行できるようになる。

こちらのサイトではLTEとの比較ではないが、UQ WiMAX(WiMAX)とイーモバイル(W-CDMA)の遅延時間が比較されていて興味深い。

これによると、「遅延について言えば(現在の)UQ WiMAXは(現在の)イーモバイルに比べて10倍くらい良いネットワークと言えるでしょう。」とのことだ。W-CDMAの最新規格であるHSPA+をもってしてもである。(コメント欄も参照)LTEはWiMAXと同じOFDMAという方式を使っているので、遅延に関してそれほど差はないだろうと予想される。実際LTEは、接続遅延を100ms以下、伝送遅延を5ms以下と規定されている。

ところが、iPhoneを独占販売する我らがソフトバンクは、LTE導入に対する姿勢がはっきりしない。

docomoは今年の12月には正式にLTEサービスを開始する。一方でソフトバンクは電波の割り当てや周りの状況を見て判断するというスタンスで、最悪HSPA+でずっとひっぱる可能性もあるようだ。あり得ない。帯域だけがモバイルユーザーエクスペリエンスを決めるわけではないことがわかっていないのだろうか。

来年6月に出るであろう次世代のiPhone(iPhone 5?)はLTEに対応することはないだろう。近々cdma2000に対応したiPhoneをだそうとしているようだし、来年6月時点ではまだLTEはほとんどのキャリアで立ち上がったばかりだからだ。それに、Webアプリケーションの操作性を改善させることはアプリの優位性を失わせることにもなり、Appleにとってあまり嬉しくないことのようにも思われる。もし対応するとしたらその次になるか、または、遅延は解消しないが帯域は太くなるHSPA+だけに対応する方針も考えられる。iPhoneが経営の中心になっているソフトバンクはAppleが決めた方針に従うことになるだろう。

LTEが普及して、帯域が太くなり、遅延もなくなれば、GoogleがChrome OSで思い描くクラウド(Webアプリケーション)の世界が訪れることになるだろう。Googleはそれを見越して、10月にはChrome Web Storeを開始し、11月にはタブレット端末をリリースする。

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日本は歴史的に見て異文化に寛容な国である

日本人になった祖先たち―DNAから解明するその多元的構造 (NHKブックス)」という本を読んで、日本人には実に多くの民族の血が流れているということを知った。日本人の母系の祖先は少なくとも12人以上いて、それぞれの祖先のDNAは日本人全員にほぼ行き渡っており、東アジアの多くの国とも共有しているそうだ。

また、それらの民族の融合は平和的に進んだらしい。なぜその様な事がわかるかというと、父系からのみ受け継ぐY染色体からも、母系からのみ受け継ぐミトコンドリアDNAからも、ほぼ同じ割合で共通の祖先の遺伝子配列が見つかるからだ。平和的ではなく、侵略によって強制的に融合した場合は、顕著に違いが現れる。侵略した国を祖先とする遺伝子配列はY染色体からしか現れない。ラテンアメリカの国々は、かつてスペインやポルトガルに侵略され、今ではすっかり融合しているが、ヨーロッパ系の遺伝子が見つかるのはY染色体だけで、ミトコンドリアDNAからはほとんど見つからないそうだ。

日本語という言葉からも、日本が異文化に寛容である事がわかる。「レストラン」だとか「コーヒー」みたいな外来語がたくさんあるし、漢字だって中国から伝来してきたものだ。

また、日本語には数字の数え方がいろいろある。例えば、いち・に・さん、ひとつ・ふたつ・みっつ、といった具合に。他にも、4は「よん」とも「し」とも読むし、7は「なな」と「しち」がある。方言も入れればもっとあるだろう。それも、日本という国が複数の文化が融合してできた事を示す証拠なのだそうだ。

有史以降でも、日本には実に多くの移民が活躍している。弘法大師(空海)もその一人だ。

四国八十八箇所は弘法大師ゆかりの札所である。かつて私は第二十番札所鶴林寺の奥の院である慈眼寺という寺に行った事がある。そこには弘法大師が修行したという洞窟があって、その奥には弘法大師が法力で退治したという龍の跡形まであったりする。その洞窟の中にお参りすることを穴禅定というそうだ。毬坂百舌鳥オススメの観光スポットである。

まあ、弘法大師が龍を退治したというのは伝説の類にせよ、治水工事をしたとか、ため池を作ったとかいう伝承もある。弘法大師は中国から最新の技術を持ってきて、そのような偉大な業績を残した結果、神様として祀られるほど人々に感謝されていたという事なのだ。

日本人は大リーグで活躍しているとか、セリエAで活躍しているとか、世界的に認められている事に価値を置きたがるし、ただ海外から来たと言うだけで尊敬の目で見られたりする。それも異文化に寛容だからなのではないだろうか。

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脳が人間の能力を決める

フリック入力がだいぶ速くなった。愛用しているフリック入力練習ソフトのFlickFanでの成績は、単語・短文は六段のハヤブサに到達した。(毎日テストはまだ三段のチーター)

FlickFanをやっていると日々入力スピードが向上しているのが実感できて、そこが良い。段が上がると喜びもひとしお。成績がグラフになって残り、今までの努力の軌跡を振り返る事ができて、見ながらニンマリできる。

良い成績が出るのは意外に朝が多い。朝の通勤電車の中でiPhoneを取り出し、FlickFanを開いてフリックしてみると昨日と明らかにスピードが違う。格段に速くなっている。昨日までは指が止まっていたポイントが、朝になるとするすると動くようになる。まるで脳の中にあったつかえが取れたようになる。

人は睡眠を取ると、まるでバッチ処理のようにその日にあった出来事を整理するそうだ。FlickFanをやっているとそれが実感できる。一日中ずっと練習してもなかなか入力スピードが速くならないのに、一晩寝ただけでまるで別人のようにスピードがアップして新しい記録に到達したりする。

つくづく人間の能力というものは、脳で決まるのだなと思う。単に頭がいい・悪いとか、賢い・賢くないという事ではない。指先の操作感覚や俊敏性、器用さ、ボタン配置の記憶などはもちろんのこと、継続的に努力し続ける事や失敗しても諦めない精神力、達成した時の喜びをどれだけ強く感じられるかなど、単にフリック入力一つをとってみても、ずいぶん多くの脳の機能が関わっている。

大リーグで活躍する松井秀喜選手は自身が放ったホームランを一つ残らず全て記憶しているそうだ。いかに脳が人間の能力に影響しているか、端的に表した例だと思う。

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