月別: 2010年6月

iPhone 4にいたる長い道のり

といっても、Appleの話ではなく、私個人の話です。

私が最初にiPhoneの可能性、もっとはっきり言えば、iPhoneが世界を変える可能性に気がついたのは、セカイカメラの記事だった。昨年2009年12月の初旬、いろいろなニュースサイトでセカイカメラ2.0が発表されたというような記事がのった。

最初はセカイカメラなんて一昔前に流行ってすぐすたれたセカンドライフのようなもんだろうと思って、完全に無視していた。しかし、あまりにいろんなところでセカイカメラが紹介されているので、いったいなんだろうと思って調べたら・・・、これはすごいと。

セカイカメラの何がすごいって、完全にインターネットが実世界と融合しちゃっているのだ。私にはセカイカメラ自体が今後流行るかどうかはどうでもよく、また、自分自身セカイカメラを使ってみたいとも思わない。しかし、セカイカメラというアプリケーションを知ったことで、iPhoneというものの存在価値をその時に初めて理解した。iPhoneは実世界とインターネットをひとつにしてしまうのだ。

これまではインターネットというとどこか実世界とは異なる場所というようなイメージがあったように思う。たとえば、ECサイトは実店舗とは切り離されて考えられているし、むしろ敵対視されているような節さえある。iPhoneはこのインターネットと実世界を隔てていた境を取り払ってしまうのだ。

今後iPhoneがもっともっと普及すれば(それは遠い未来の話ではなく、近い将来の話なのだ)、すべての人類はいつでもどこでも常にインターネットを通してお互いにつながっているという状態になる。あるいは、インターネット上にある膨大なデータ(人類の英知)と常につながっているという状態になる。そのような時代がやってきたとき、いったい世の中はどんな風になってしまうのだろう。これははやく手に入れなければならない。

しかし、問題があった。それは、私はApple信者ではなく、むしろ、Google信者であるということ。スマートフォンとしてはiPhoneよりもGoogleが開発しているAndroidの方を選ぶべきではないかと考えた。

当時日本で手に入るAndroidケータイはドコモのHT-03Aだけだった。HT-03Aはまあまあな端末ではあるが、非常に維持費が高かった。もろもろ足していくと毎月8,000円ぐらいになってしまう。その一方で、今後続々とAndroidスマートフォンが登場してくるのは間違いなかった。それらはことごとくHT-03Aをはるかに上回るスペックとなることが予想されていた。

さらに、12月にはソフトバンクからもAndroidケータイが発売されることが発表された。当時ソフトバンクは「iPhone for everybody」というキャンペーンを展開しており、初期費用も維持費も非常に安かった。そのソフトバンクがAndroidケータイを出すわけで、当然同等レベルの値段で展開してくるだろうことは予想できた。あわよくば、ソフトバンクに対抗してドコモもソフトバンクと同等レベルの値段に落としてくるのではないか、という期待も持っていた。

そして、2010年1月になり、ドコモがXperiaを発表。しかし、維持費はビズホーダイとパケホーダイが統合されただけで値段的には従来通りだった。かなり悩みはしたが、Androidのバージョンが1.6ということもあり、購入は見送ることにした。

そして、3月にソフトバンクからHTC Desire発表。さらに4月には料金プランも発表され、ほぼiPhoneと同じ維持費で購入できることがわかった。私はこの時に完全にHTC Desire購入を決意した。

しかし、なんとその後すぐに初回入荷分は予約で売り切れたことが発表される。それを知ってすぐに予約しに行ったのだが、次回入荷は5月中旬以降になると。Androidなんて誰も知らないからそんなに人気もないだろうし、製造スピードだってそれなりにあるだろうから大丈夫だろうと油断していた。

どうやらソフトバンクはAnrdoidケータイなど、売る気がないのだ。単にドコモのXperiaの牽制でしかないのだ。ソフトバンクはiPhoneを抱えている手前、Adnroidケータイを前面に押し出すわけには行かない。

予約はキャンセルしてもなんらペナルティはないとのことなので、そのまま放っておくことにした。結局6月に入ってようやく店から連絡があり、「6月10日に入荷されますが、どうしますか?」と聞かれ、キャンセルした。こんなことだったら、昨年の12月にiPhone 3GSを買っていたのに・・・

この半年間、iPhoneとAndroidに関して本当にいろいろ調べた。OSという観点で見た場合は、今でもAndroidの方が優れていると思う。iOS 4(iPhone OS 4)になって、その差はかなり縮んだとは思うが、圧倒的にAnrdoidが優れている点がひとつある。それはIntentだ。Android上のアプリケーションはお互いにIntentという機能を介して呼び出すことができる。機能を再発明する必要がなく、複数の機能をアプリケーションの組み合わせで実現できるのだ。しかし、iOSの場合はアプリケーションが提供する機能は全部そのアプリケーションの中で実装しなければならない。AndroidはFroyo(バージョン2.2)になって、さらにネットワーク越しにIntentができるようになり、ますますAndroidはOSとしての機能を向上させている。

しかし、ハードウェアとOSをセットで考えた場合、iPhoneに軍配が上がるのではないか。これは実際に使用した経験が少ない私には結論を出せない点ではあるが、たとえば、iPhoneは指に吸い付くようなスクロールだとか、統一された操作感だとかにおいて、微妙なフィーリングに関する問題ではあるものの、iPhoneの方が優れていると言われる。これはどこでも同じような評価だ。

さらに、アプリケーションに関して言えば、AndroidはまだまだiPhoneには及ばない。実際私がインストールしたいと思っていたアプリはiPhone版しかないものも多かった。

そして、何より知名度という点でAndroidはまったくiPhoneには敵わない。Androidを買っても回りに仲間がいないし、知らない人に説明するにしてもiPhoneだったら「ああ、それね」って感じだが、Androidだったら「何それ」って感じだ。

将来はどうなるかわからない。AndroidはiPhoneに比べて優れている点もあるし、今後さまざまなメーカーからいろんなAndroidケータイが登場するのだから、ボリュームで上回るのはAndroidになるかもしれない。その将来性を買って一時はHTC Desireに決めた。しかし、現時点で最高のスマートフォンはiPhoneだ。

今、iPhone 4の発表資料を見て、判断は間違っていなかったと思う。HTC Desireに比べても、今のiPhone 3GSに比べても、iPhone 4ははるかに魅力的だ。この半年間迷い続けたが、ようやく決断することができた。

後は、6月24日の発売当日に間違いなく手に入るように、15日に必ず予約しておかないと。

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携帯電話キャリアは土管となれ

iPadの国内発売も予定通り順調に進んでおり、SIMロックの話題はすっかり下火となった。結局「SIMロックフリーにせよ」という意見は大勢にはならなかったように思う。しかし、私は思う。SIMロックフリーは何が何でも実現させなければならないと。

今の携帯電話端末をSIMフリーにしたところで、ユーザにはメリットがないばかりか、むしろ混乱を生じさせるだけだというのが携帯電話キャリアの言い分だ。それは正しい。KDDIはドコモ・ソフトバンクと違う方式であるため、相互に互換性がないし、ドコモ・ソフトバンクにしたって割り当てられている周波数が異なるので、ソフトバンク端末はFOMAプラスエリアで使えない。また、iモードやezwebなどの独自サービスも互換性がない。

が、そもそもそれこそが問題なのだ。相互に互換性のない方式を使っているとか、キャリアごとに割り当てられている周波数が異なるとか、互換性のないクローズドなサービスを展開しているとか、そういうことが問題なのだ。SIMロックの議論を通して、その問題が浮き彫りになったということなのだ。

しかし、既にキャリア独自サービスの問題に関しては解決に向かいつつある。iPhoneやXPERIAのように、キャリア独自サービスが使えないが、それを埋めて余りある魅力を備えた端末がスポットライトを浴びている。もはや主導権はキャリアから端末メーカーに移ったのだ。(そして、さらにその先は端末メーカーも過当競争に陥り、主導権はGoogleのようなクラウドサービスへと移っていく)

「光の道」構想は何を目指そうとしているのかわからないが、私は固定通信はあくまで災害時の補助的な目的で使い、日常的な通信は無線通信に任せるべきだと考えている。その理由は、固定通信の場合、物理的な配線構成を最適化することが極めて難しく、最終的に無駄な投資が増えてしまうこと、さらに、場所と密接にくくりつけられることで競争が起きないことからだ。無線であれば、キャリアがもっとも効率的な物理的配線構成を決められるし、同じ地域に複数のキャリアを競争させることができる。

iPadが発売され、3GにはSIMロックがかけられることになったが、Wi-Fiにはそのような制約はない。おかげで、ドコモや日本通信、eモバイルが続々と値下げをしている。競争は消費者にとって大歓迎だ。

ここのところ多くの産業が縮小してきた。若者が車を買わなくなった、音楽を聞かなくなった、本を読まなくなった・・・。その原因のすべてとは言わないが、携帯電話にお金をかけすぎて、他に回せなくなったという影響は大きいはずだ。

携帯電話キャリアは土管となれ。そして、これまで蓄えてきた利益を消費者に還元せよ。それが正しい姿だ。

Googleリーダーに情報収集はすべてお任せ

以前からRSSリーダーとしてGoogleリーダーを利用していたのだが、気になるページはGoogleリーダーのスターではなく、Googleブックマークを使っていた。なぜかというと、スターはRSSでフィードされているページしか登録できないからだ。

しかし、最近になってGoogleリーダーに「メモ」という機能があるのを発見。「メモ」を使うとRSSでフィードされている記事だけではなく、あらゆるページに「メモ」ができることがわかったので、Googleブックマークをやめて「メモ」に移行することにした。これですべてGoogleリーダーに集約することができるようになった。

さらに、メモを登録する際に「共有アイテム」にすれば、そのメモを公開することもできる。さらにさらに、Reader2Twitterで自動的にTwitterにメモを流すことも可能。簡単にブログを更新することができて、非常に便利になった。

ひとつだけGoogleブックマークの方が優れているのは、通常のGoogle検索をしたときに同時にGoogleブックマークも検索してその結果を表示してくれる機能があること。Googleリーダーからも自動で引っ張ってくれるようになれば完璧なのだが。

前回のエントリーでTwitterによる更新通知はできなかった。どうも登録した文字が半角・全角まじりだったせいで化けていたからのようだ。再度チャレンジ・・・

bloggerの不満点

bloggerでブログを書き始めてから、いくつか不満点が出てきている。特に、昔MovablyeTypeを使ってブログを書いていたので、そのときと比べていくつか機能的に劣っている点がある。

1)パーマリンク

どうもパーマリンクの設定ができないようだ。それぞれのエントリーごとにパーマリンクを設定するのは、非常に面倒なことではあるが、URLがきれいになるので個人的には設定できるべきだと思う。

2)トラックバック

トラックバックもサポートされていないようだ。外部からの被リンクはRefererから判断して自動で追加してくれるようだが、トラックバックとは違う機能だ。また、このブログから外部宛にトラックバックpingを送ることもできないようだ。

まあ、あまり他人のサイトのページに無理やりリンクを追加するようなことはしたくないと思っているので、この点はあまり気にしていない。逆にトラックバックpingを受け付けられない点については、現時点で誰も困らないだろうからまったく問題ない。

3)エディタ

提供されているWYSIWYGエディタは、それはそれで一般人には使いやすいのだろうが、ValidなHTMLを書くのには不便だ。やはりWiki記法で書いた文章をHTMLに変換してくれるのが、個人的には一番うれしい。(特にPukiWikiフォーマット希望)

MovableTypeでは上の件はすべて実現できていたので、bloggerでも対応してほしい。Googleはもはやbloggerに機能追加する気はないんだろうか。せめてAPIを開放して、サードパーティーが機能を追加できるようにしてくれればと思う。

今回の投稿はtwitterfeedを使ったTwitterへの自動通知テストも兼ねております。さてうまくいくかな?