月別: 2010年5月

ドコモかソフトバンクか、電波に関する比較

今はドコモのケータイを使っている。次はiPhoneにするのでソフトバンクだ。

一般的にソフトバンクは電波が悪いとよく言われている。その理由をよくよく調べてみると、周波数の問題があるようだ。ドコモとKDDIは800MHzという、割と建物の中でもよく届く電波が割り当てられているのに対して、ソフトバンクは2GHzという建物の中などに弱い電波しか割り当てられていない。このことが電波が届きにくいといわれる主な原因となっているようだ。しかし、ドコモのFOMAも基本的には2GHzで通信しているようで、800MHzはFOMAプラスエリアと呼ばれ、補助的な目的で活用している。なので、ソフトバンクもきちんと基地局を整備すれば確実に電波が届くようになるのは確かだ。最近「電波改善宣言」なるものも発表されたのであるから、少しは期待したい。

さて、この800MHzという周波数は、実はかなり曲者で、いわゆる「ガラパゴス周波数」であり、世界的に使用されているものではない。そのため、海外の3G端末をそのまま持ってきてもドコモのFOMAプラスエリアでは圏外になってしまう。例えば、今のiPhone 3GSは実は800MHzにも対応しているらしいが、iPhone 3Gでは対応していなかった。また、最近ドコモからXPERIA X10が発売されたのであるが、その兄弟分であるXPERIA X10 miniは800MHzに対応していないためか、ドコモから発売される予定がない。そして、最近発表されたSAMSUNG Galaxy Sは世界モデルでは800MHzに対応していないので、おそらくローカライズする際に800MHzに対応させるのであろうためか、発売が半年ほど先になるようだ。ドコモは800MHzがあって初めて「ドコモ品質」と豪語できるのであり、800MHzに対応しない端末を出すわけにはいかない。

その点、ソフトバンクの場合は2GHzしか割り当てられていないため、ローカライズの手間がかからず、世界モデルを迅速に国内に投入できる。今の世界的なスマートフォンブームの中にあって、日本国内の携帯端末メーカーはますます遅れをとっている。そう考えると今後AppleやSAMSUNGといった世界的なメジャーどころが出す最新の端末をいち早く投入できるソフトバンクは、かなり有利な状況にあると言える。もっとも、きちんと基地局が整備されることが前提だが。

なので、ドコモからソフトバンクに移るにあたって、電波に関して私は何も心配していない。

気になっているのはドコモが今年12月から開始するLTEだ。LTEでは非常に遅延時間が短くなるという。それによって、スマートフォンの操作性が著しく向上するのではないだろうか。最初に投入されるのはデータ端末からのようだが、スマートフォンはLTE普及に一役買うのは間違いないわけで、もしかしたら12月にLTEスマートフォンを出す可能性もあるのではないか。ドコモは今必死にその準備をしているのではないかと想像してしまう。ああ、今3Gのスマートフォンを買うべきなのだろうか・・・ LTEに割り当てられる周波数(700/900MHz)の議論の行方も気になるところだ。

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私の携帯電話遍歴、または、いかにしてiPhone購入を決意するにいたったか

別にiPhoneじゃなくてもブログは更新できるのである。実際、この投稿だってPCから投稿しているのである。ではなぜiPhoneがきっかけでこのブログを始めるにいたったか。

昔は私もPCでブログを更新していたのだ。というか、PCじゃないとブログを更新する気にならない。なぜなら、タイプ速度が圧倒的にキーボードがあったほうが速いからだ。twitterならともかく、ブログはそれなりに長い文章を書くわけで、それなりに推敲もするわけで、そのためにはやはりキーボードで頭の中身をそのまま文章に落とせるような状況が必要なのである。しかし、子供が生まれてからはまったくPCが使えなくなってしまった。PCを使っていると子供が、やれYouTubeでピタゴラ装置を見せろだの、やれPicasaのスライドショーを見せろだのうるさくて、とてもじゃないがのんびりブログを書いていられない。なので、家の外で、具体的には仕事の行き帰りにささっとブログが更新できるという状況が私には必要だった。 それにはやはり携帯電話が一番だ。

私は携帯電話に関して非常に遅れている。ほとんど電話にしか使っていない。メールは家内と付き合うようになった直後は頻繁に書いていたりしたが、今はほとんど書いていない。iモードもほとんど使っていない。出張の予約を変更するときぐらいだ。だから、この携帯電話を使ってブログを更新するなど、まず考えられない。

私はインターネットが好きだ。世界中がネットワークにつながることで、想像もつかないイノベーション、あるいはdisruptive technologyがここから生み出されてゆく。iモードは携帯キャリアの中にそのインターネットを作ろうという試みだったのだろう。でも、そんなものが成功する訳がない。インターネットはその何十倍、何百倍という世界なのだ。はじめからインターネットがどういうものかわかっている(というと言い過ぎか)私には、そんなiモードなどというインターネットのまがいものは全く信用できなかった。いずれそんなものはなくなるに決まっているのだ。だから、これまで積極的に携帯電話の機能を使ってこなかったのだ。

逆にスマートフォンはこれまでも気になっていた。W-ZERO3など、本当にどうしようか迷った。しかし、なんだろう。最後の後一押しが足りなかった。結局モバイルPCを持ち歩く方がよっぽど便利だったということだろうと思う。

しかし、半年ほど前にその思いは変わった。そのきっかけがiPhoneだ。

iPhoneが登場した当時、あるいは、日本で発売された当時は別に気にも留めていなかった。Apple製品をこれまで使ったこともなかったし、今までの携帯電話がフルタッチになったからって、別に何も変わらないと思ったからだ。その認識が誤っていることに気づかせてくれたのはセカイカメラだ。iPhoneを通して見た世界にタグが表示される、それがセカイカメラだ。その時に初めて気がついた。iPhoneとクラウドがもたらす無限の可能性に。それこそがインターネットの未来だということに。

悩んだのはAndroidだ。私はApple信者ではなかったので、iPhoneには少なからず抵抗があった。(なぜ音楽を聴かないのにiTunesをインストールしないといけないんだ!)一方Googleのサービスはどっぷり利用させていただいており、もはやGoogleなしでは生きていけない。だから、iPhoneよりもAndroidに魅かれた。しかし、Androidケータイは当時ドコモのHT-03Aしかなかった。iPhoneに比べると格段に通信料が高い上に、今後魅力的なAndroidケータイが続々登場してくるのは目に見えていた。だからHT-03Aを買う気にはなれなかった。そして、待ちに待って4月、ようやくSoftbankからもX06HTが発売されることが決定。しかも通信料はiPhoneと同じ4410円だったので、迷わずそれに決めた。が、しかし、既に初回出荷分は完売。次回入荷は5月末のため、未だに手に入っていない。

そして今に至っている。もはや5月末の段階でX06HTを選ぶ理由はなくなった。6月に新しいiPhoneが発売されるのは間違いない。であれば、X06HTはキャンセルしてiPhoneを選ぶのが順当というものだ。Anrdoidはかなり進化してきているし、今後スタンダードになる可能性が一番高いのもAndroidだろう。しかし、今の時点ではアプリの充実度や、UIの完成度などを考えるとiPhoneに軍配が上がると考えている。(実際使ってみたわけではないが)それに、X06HTと比べてiPhoneは知名度やデザイン性が優れていて、一般受けもよさそうだ。自分だけが使うのであればAndroidでもいいんだが、いかんせん、人に説明するときに「iPhoneです」と「HTC Desireです」では相手に与える印象が全然違う。まあ、そんなこんなでiPhoneに決めたのだ。

iPhoneは6月7日のWWDCで発表されそう、というだけで、まだ発売がいつになるのかはわからない。早く発売されないだろうか。このブログもそれまではなかなか更新されないことになりそうだ。iPhoneを手に入れたら、真っ先にやりたいこと、それはフリック入力の練習。